Vol.6 抵抗感のある人が多い剪定について

GreenJam店主プランツドクター中山の気ままにコラム

今回は『剪定』、植物を切るということについて書きたいと思います。
コレ、非常に抵抗のある方が多い気がします。

植物の選定

うちの父も植物を切るのが嫌いで、実家にあったポトスを切らずに何メートルも伸ばして部屋の壁をぐるりと一周するくらいまで伸ばしていた事がありました・・。
まぁ園芸は趣味なので、人それぞれ色々な楽しみ方があってしかるべきですから 切らないで楽しむということもありだとは思います!
でも自分は切る派か切らない派かというと、バリバリの切る派です!
商売でやっていると言う前提もありますが、これが園芸は完全に自分の趣味であったとしてもバラバラに切り刻む派ですね!
植物がかわいそう、という人がいますが、「それ植物に聞いたんですか?」って意地悪なこと思っちゃいますけど。(笑)
切らずに余分な枝葉を抱えて成長も出来ずにいる状態になるのも、ある意味かわいそうだと思うんですよね。 自然に生えている木や草を見てください。
まっすぐ一本で生えている状態のものは非常に少ないと思います。
何故なら、自然界では風や虫、人などの要因で新芽が折れて自然と剪定状態になっているのです。
その状態から脇から枝葉を生やし、樹形を整えて今の状態になってる訳ですね。
よく、どんな風に切ったら良いかわからない、とのお声を聞きま。
もちろん、ルールはある程度はありますが、ここでは割愛します。
アドバイスとしては、適当に切っても、植物が効率よく光合成をするために 自然と樹形を整えるのである程度は好きに切っていただいても構いませんよ!
盆栽をやっている方が、自然の木を見るのが木を仕立てる上で一番の参考になると 言っておられたくらいですので、切った後は植物にお任せしましょう!
 肝心なのは、勇気を持って切ることです!
思い切りが一番大事です。
形が失敗してしまったらまた伸びてきますので後々整えていけばイイんですよ!
剪定することによりその植物に深く触れることになりますので まだやったことの無い方はぜひ剪定をやってみてください!
僕は植物の剪定は人間の散髪程度に思っています。植え替えは手術、剪定は散髪です。爪切りでもいいですけど。
枝、葉を切るのは伸びすぎて見苦しくなった姿を整える行為。
身だしなみが悪いとどんどんと愛着と興味が薄れてきてしまいます。
 植物の身だしなみもぜひ整えてあげてくださいね。

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■GREEN JAM  埼玉県越谷市花田4-9-18  HP

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