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教えて!プランツDr中山さんvol.48「昨今の酷暑から改めて意識した夏越しの対策」

こんにちは。プランツドクター中山です!
今年も暑い夏でしたが、みなさまのご自宅の植物は元気にしていますでしょうか?

わたしの植栽メンテナンス先の植え込みのツツジはこの暑さで傷んでしまって半分ほど枯れ込んでしまう被害がでておりました。
また、ご近所のクロマツも暑さのためか枯れ込みが進み、それも一本だけでなく何本か見かけました。

つまり、日本に自生しているような植物でも昨今の夏の暑さに耐えられなくなってきているということになります。
そんな状況ですから、海外産の園芸植物などにはもう耐えられないくらいの環境になってきていると言えるでしょう。

クロマツも暑さで枯れ込みがすすんでしまう


もはや日本の夏は何らかの暑さ対策をしないと植物を無傷で夏越しさせることは難しいのかもしれません。
寒さ対策で温度を上げるのは比較的実行しやすいですが、暑いのを涼しくするのはなかなか大変です。

熱帯を原産地とする観葉植物ですらも日本の暑さに耐えられないものが出てきています。
葉の薄い種類のものなどは、室内でも熱で焼けてしまい葉が黒く変色してしまうことがあります。

予防としてはやはり温度を下げるのが効果的ですが、葉水を頻繁に与えるなどで対処可能です。
それこそエアコンを作動させっぱなしにするなどが必要ですが、日中は留守にしていて誰もいないのであれば難しい面もありますしね。

ただ、やはり植物の種類によって限界がありますので
置き場所がかなり温度が上がる場所であれば予め暑さに耐えられる種類を選んで置く方が良いかもしれません。

もしくは、暑さが厳しくなる6〜9月の間だけ置き場所を涼しいところに移すなどちょっとしたことで夏を越すことが可能なので、まずはお持ちの植物が暑さに耐えれるものかを調べてご対策をすると良いと思います。

水やりはスケジュールを組んで管理するのが良いです

夏にダメージを受けた植物は、被害が甚大なものでなければ秋〜春にかけて回復していきます。

その際【根や茎が熱によってダメージを受けていない】というのが「軽度な被害」となります。

そもそも植物は温度や光合成の時間などによって成長速度が変わっているため、季節的に条件がそろえば勝手に回復してきます。
なので夏場や冬場に少しくらい葉が傷んだとしても気にせずそのまま管理してあげれば元通りになりますので!

ただ、葉が焼けているくらいであれば入れ替わっていくので問題なく回復しますが、
残念ながら茎が熱で黒く変色してしまったり、根が焼けて根腐れのような状態になっていると回復が難しくなってきます。
その場合は買い直すもしくは形を変えて仕立て直すこととなります。 元気な部分で切り離し、挿し木などで回復させましょう。

結局、夏の高温から植物を守るには単純に温度を下げるしかありません。

💡置き場所の改善
💡エアコンなどで室温を下げる
💡葉水などを頻繁にかけて葉の温度を下げる・・・などの対策が必要です。

また、根の痛みなどは極端な水切れなどが原因なことが多いです。
そんな時は水を溜めて底面から給水できるレチューザ鉢などの使用で防ぐことが可能です。

植物の頑強さは根の張りのチカラによって変化します。
レチューザ鉢の使用は地植えと同じような根の力強さを発揮させますので、暑さ、寒さの対策には持ってこいです。

最も効果的な使用は成長期に植え替えること。
9〜10月、もしくは3〜6月中に植え替えし、根をしっかりと育てるようにしましょう。
根さえしっかりとしていれば温度によるダメージはかなり軽減されると思います。

来年の夏に向けてぜひ対策をしてみてくださいね。
それではまた、次回に。

レチューザプランターは真夏の水やりの救世主
常に植物に必要なだけの水分供給されるので、根腐れの心配なく地植えをしたのと同じような生育スピードで成長していきます。
植物にかける手間が減り、かつ植物は元気に成長するという美味しいところどりの鉢です!

【プランツDr.中山さん】
埼玉県越谷市にある観葉植物専門店「GREEN JAM」の店主・中山裕二さん。
多肉やエアプランツはもちろん、塊根植物なども揃う注目の観葉植物専門店。
仕入れは必ず信頼のおける生産者さんから中山さん自身の目で見て直接選ぶ。
個性的な植物や樹形の仕立てにこだわった一点ものなど質が高くてレアな品種が揃うとグリーンマニアの中でも話題のお店。

■観葉植物専門店GREEN JAM 埼玉県越谷市花田4-9-18
公式ホームページはコチラ