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よくあるご質問【Q&A】

<レチューザ編>

底面潅水システムとは何ですか?

土の表面から水を与える方法に対し、土中・または根の下部から水を与える方法を『底面灌水』と言い、その仕組みを『底面灌水システム』と呼んでいます。
土中に小さな穴が開いたホースを埋め込み通水時に水が浸みだす方式や、鉢の下部に水が入ったタンクを置き、不織布などで、毛細管の原理を利用して土中に吸い上げる方法があります。
レチューザは、不織布のかわりに「専用クレイ」を使用します。
一般的に底面給水鉢という名でもよく知られています。

表面からの水やりに比べてどこが良いのですか?

自然界の植物は、地中に蓄えられた水養分を吸収しています。
水分は地下水脈からと時々降る雨で蓄えられた分でまかなっています。
つまりは『底面灌水』なのです。根は地中にあるので、地中に水分があり、土表面は乾いているのが理想です。
一方、鉢植えでは乾いたら底から流れ出るほどたっぷりやるのが定石になっていますが、過乾・過湿の繰り返しで植物に大きなストレスを与えます。表面過湿で蒸れて病虫害発生の原因にもなりかねません。
底面灌水では鉢植えという人工的な環境下でも自然界のように下から安定的に水養分を与えられ、
植物に与えるストレスを最小限に抑えられます。
 ■こちらでもイラストつきで詳しくご説明してます→go!

レチューザならどんな植物でも育ちますか?

植物には乾燥を好むものから水が大好きなものまで多種あります。植物の性質に合わせた水やり管理をすれば殆どの植物は問題なく植えられます。植物が生育するには水分の他、温度と光が必要です。温度と光はレチューザではコントロールできませんので、ご自分でしっかり管理して下さいネ。

水位計が上がってこないのですが

3つの原因が考えられます。
①筒の中でへばりついている。軽くゆするか、指で軽くはじいて見て下さい。
②赤いゲージの根元に付いている浮きがないか外れている。水位計を取り出し、下の蓋を外して赤いゲージ棒を取り出します。浮き(白い発泡スチロール)が付いているか確かめて下さい。ない場合は当社までご連絡下さい。
③植物が育ち過ぎて根が絡んでいる。根を取り除いて下さい。

水は何処からやればいいですか

水位計の横からゆっくり入れて下さい。給水中は水圧の為。水位計が上がってこない事が有りますので、ゲージを見ながらゆっくりと様子を見ながら注水して下さい。用土の上から直接、水やりしても構いません。

水やりのタイミングは?

ズバリ!!植物が欲しがった時です。水位ゲージがMinになったら入れるのは間違い。水位ゲージは貯水部の水量を表示しています。用土内部にタップリと水分が有り、植物が元気で有れば、水やりは不要です。植物が萎れ掛けた時が欲しがった時、水やりのタイミングです。コツはゲージに合わせるのではなく、植物の状態に合わせる事です。ゲージはあくまでも目安だとお考えください。
■こちらで詳しく説明してあります→go!

ドライ期間とは?

水をMaxまで入れ、Minになったらすかさず給水を繰り返していると、用土内はいつも水分で一杯で、人間に例えると何時でも食べっぱなしの状態です。これでは健康に良い訳は有りません。植物も腐りやすくなります。水位ゲージがMinになっても、用土が貯えている水分が無くなり、植物の元気が無くなり始めるまで給水せずに我慢します。ドライ期間と云い、植物の根が丈夫に伸び、通気を促す大切な期間ですので、必ずドライ期間を設けて下さい。

ドライ期間の長さは?

季節、植物によって異なります。水位計がMinになってから植物が萎れ始めるまでで3~10日間です。

部品だけ買えますか?

長くお使い頂くために、スペアパーツをお安く提供しています。可能な範囲でお答えしますのでお気軽にご相談下さい。植え替え用のクレイ(レチューザ・ポン)もご用意しています。

植込みに使用する土は何が良いですか?

普通の園芸培養土で構いません。植物に合わせてお選びください。

なぜ、最初の1か月は表面から水をやらなくてはいけないの?

植込み直後は用土がまだ落ち着いていませんので毛細管現象が上手く働かない場合が有ります。最初の1か月は土を落ち着かせ、根に確実に水分を届けて活着させるため表面から水やりします。

水位計がMaxを超えてしまいました!!!

それ程神経質になる必要はありません。1日経ってゲージがMax以下になればOKです。下がらない場合は鉢を傾けるか、スポイト等で吸い上げるか、又は底栓を開けて排水して下さい。

水はどの位持ちますか?

鉢の大きさや植物の大きさ、種類、量や季節、置き場所により千差万別です。一般的に最初のうちは減りが速いですが次第に落ち着いてきます。用土に充分な水分が有る状態で満水(ゲージがMax)にし、Minを指してから更にドライ期間で植物が萎れ始めるまでの期間を掴むようにして下さい。ご自分の植物に有ったインターバルがわかるはずです。

給水時にMaxまで入れなければいけませんか?

多肉植物、サボテン類に多くの水は良くありませんので、その必要はありません。ご自分の植物に合わせて調整して下さい。

うっかりしてカラカラになり、植物もすっかり萎れてしまいました(TT)

給水パイプから給水し、毛細管で水を吸い上げるのを待っていては間に合いませんので出来るだけ早く表面からタップリと水やりして下さい。用土に充分な水分が行き渡ってから水位計のMax位置まで給水して植物の回復を待ってみてあげてください。

底栓を外してあるのに排水されないみたいですが…

排水パイプのつまりが考えられます。鉢を傾け底穴に割り箸などを突っ込み仕切り板を押し上げるように突っついてみて下さい。

水が腐りませんか?

ドイツでも当社でも実験をしましたが、溜まった水は夏季でも腐りません。
(直接日光が当たらないので腐敗の元となる嫌気性バクテリアなどが活動できない為)
貯水部や水を吸う部分にコケが生えたり、カビが発生することもありません。

肥料はどのように与えますか?

水に液肥を加えるのが良いでしょう。薄めに与えるのがコツです。特に室内植えでは流出ロスがありませんので既定量より薄めに与えます。

植替えはどのようにすればよいですか?

通常通り普通に植え替えます。
クレイは何度でも使えますので、ザルなどに受け、再使用してください。

<樹脂製プランター編>

割れますか?


材質がポリエチレン(レチューザはポリプロピレン)ですので、パリパリと割れる事はありません。強い衝撃を加えた場合にはその部分が割れます。

色褪せしますか

耐UV剤を練り込んでありますので大丈夫ですが、多少の経年変化は否めません。

耐用温度はどれくらいですか?

-30℃~100℃です。この温度だと植物も人間も生存可能範囲外ですので心配無用ですね。。

プラは植物が蒸れますか?

素焼きと異なり鉢の表面から蒸散する事は有りません。底穴を大きめに開ける、鉢底石を大きめにするなどで通気性を良くして下さい。

<陶器製プランター(テラコッタ)編>

寒冷地だと冬には割れてしまいますか?

水分を含んだテラコッタが凍結すると膨張して割れます。冬場は濡らさないようにシートなどで保温養生するか、屋内などに格納して下さい。表面が凍結・融解を繰り返すとちりめん状に剥がれてきます。

白濁してきました

テラコッタは通水、通気性が有りますので生地自体が含む石灰分や用土、肥料内の石灰分が溶けだしてきます。テラコッタの経年変化の味です。有る程度の年数が経つと落ち着いてきます。

黒ずんできました

カビが考えられます。たわしで洗い落して黒ずんだ側を良く陽に当てるようにして下さい。

焼きギレが有るのですが、不良品ですか

通水、通気性を確保するために柔らかい生地で作りますので焼成中に焼きギレが発生する場合が有ります。割れとは異なりますので安心してお使い下さい。テラコッタとはそういうものだとご理解下さい。

ヒビの確認方法はどのようにするのですか?

何も入れていない状態で棒などで軽く叩きます。正常品は澄んだ音がしますが、ヒビが有る鉢は濁った音がするのですぐ分かります。しっかり検品してお客様へ出荷しています。
■検品の様子をこちらでご紹介しています→go!

ギリシャ鉢はなぜ、サイズに違いが有るのですか?

ギリシャ鉢はハンドメイドです。違いが有る=価値が有るという考えで制作されていますので表示サイズは大体の目安とご理解下さい。

ギリシャ鉢の内側に水が流れたような跡があります。中古品ではないのですか??

ギリシャの鉢は焼成後、一定期間水に浸けて締めます。この工程で堅く仕上がります。水締め工程の跡ですので、安心してお使い下さい。

<トスカーナ・テラコッタ編>

どうやって作るのですか?

石膏で出来た型を組み、型の内側に粘土を押し付けて行く方法で作ります。
有る程度固まったら、型を外し細部を仕上げます。数日~数週間、充分に乾燥させてから窯に入れ、焼成します。

どんな粘土を使うのですか?

粘土には安価な物から高価な物まで多種有ります。当社のトスカーナ・テラコッタは量産品と異なり、トスカーナ地方だけで採れる高価なブランド粘土"GALESTROガレストロ"を使用しています。テラコッタ界の最高峰と呼ばれる粘土です。

取り扱う上で注意することはありますか?

重いので設置の際に角をぶつけないように注意してください。排水、通気、害虫防除の為、出来るだけ足を履かせましょう。レンガなどを利用すると便利です。

冬期の取り扱いの注意はありますか?

冬期に‐5℃以下になるような地域では凍結しないようにシートなどを利用し養生(保護)するか屋根下に移動して下さい。鉢だけの場合、凍害破損は稀です。鉢内の用土が凍結膨張して鉢を破壊するのが圧倒的に多いで用土を極力濡らさぬようにして下さい。

冬期の植物の取り扱いはどうすればいいですか?

冬場は植物も冬眠状態です。鉢全体を濡らさぬよう、枯れない程度の最低限の水やりにして下さい。



3月18日更新



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