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教えて!プランツDr中山さんVol.45「梅雨に植物をダメにしないコツ」

こんにちは!Dr.中山です。

2026年は例年以上に季節の変化が激しい年ですね。
・・・といってもまだ半分ですが、雨が降らないと思ったら突然台風がやってきたり、突風が吹いたり、雪が降ったりと本当に季節が読めず、園芸家泣かせの年です。

梅雨の季節ですね

一年の季節の流れでいくとそろそろ梅雨が本格的になっていきますが、
梅雨の季節に植物をダメにしてしまったり、土にカビが生えたり虫が出てしまったりと色々トラブルを経験されたことがありますでしょうか?

梅雨時期は熱帯産の観葉植物にとってはとても良い季節で、放っておいても勝手に育つというくらい成長シーズンです!
逆に湿度の嫌いな多肉植物やサボテンなどにとっては命の危険がある危ない季節

枯らしてしまうという方は、まずは『枯らしてしまう植物の特性を知ること』が大事かと思います!

観葉植物の大半は熱帯産のものが多いので、梅雨時期は放っておいても平気ですが、用土の加湿はNG!
湿度が高く、どんよりとした天気が続くと鉢内にカビなどが発生してしまうことがあります。

また、用土の配合によってはキノコが生えてくる場合も!?
特に市販の培養土を使用している方は配合に注視してください。
配合土内に腐葉土がふんだんに入っていたり、有機肥料が入っていたりするとメーカーの発酵具合によっては菌や虫の温床となり、コバエや謎のキノコが梅雨時期に発生することとなります。

私のお店では有機質の肥料類はなるべく使用せず、硬質赤玉土を中心としたシンプルな配合の培養土を全ての植物に対して使用しております。
そうすることで水捌けが圧倒的に良くなり、土表面の乾きが早くなり結果的に虫やキノコの発生を防ぐことになります。
ですので、虫やカビなどが心配な際は用土の配合を見直してみるというのも一つの方法であると思います。

もしくは、鉢土の表面をなるべく乾かすために鉢底から水を吸わせる底面灌水というやり方があります。
こちらは専用のレチューザ鉢などを使用すればシステムとして組み込まれていますので、植え替えた瞬間から機能して管理することができます。

レチューザの給水システムはかなり有能で、インジケーター(水位計)で蓄えている水の量がわかるので、土の上から水を与えなくても給水タンクにそのままダイレクトに灌水できるので、土から出る虫やカビなどの問題を気にしなくても大丈夫!
蓄えている水も底面に入っているクレイ(Lechuza-PON/ポン)と呼ばれる用土が水の浄化をしてくれるので水が腐ることも根が腐ることも無く安心して使用可能!ぜひお試しください。
 記事を読む>>【徹底解説】レチューザとは?植物が元気に育つ「独自の仕組み」と選ばれる理由

もし通常の鉢で底面灌水を行うのであれば、深めの受け皿と不織布などを利用して簡易的な底面灌水システムを作成することも出来ますので、ご心配な方はネットなどでやり方を調べて試してみてはいかがでしょうか?

梅雨時期は比較的涼しい気温が続きますが、寒さで植物が弱るほどのことでもありませんし、強い日照も差し込みませんので、観葉植物にはストレス無く過ごせる良い季節と言えます。

問題は梅雨明け後の熱波と強い日差しで、今までのギャップとで弱ってしまう植物が多いので、梅雨後の対策こそしっかりと行なっていくと良いように思います!

ちょっと矛盾していますが、湿度が高くて葉の表面が乾燥しているような場合、ハダニやカイガラムシが室内で大発生しやすくなります。
湿度が高いからといって葉水をせずに油断しているといつの間にやら害虫のお祭り状態になっていることが多々ある季節でもありますので、植物のお手入れはいつも以上に気をつけてあげるとすぐに応えてくれますよ!

それではまた、来月に。

【プランツDr.中山さん】
埼玉県越谷市にある観葉植物専門店「GREEN JAM」の店主・中山裕二さん。
多肉やエアプランツはもちろん、塊根植物なども揃う注目の観葉植物専門店。
仕入れは必ず信頼のおける生産者さんから中山さん自身の目で見て直接選ぶ。
個性的な植物や樹形の仕立てにこだわった一点ものなど質が高くてレアな品種が揃うとグリーンマニアの中でも話題のお店。

■観葉植物専門店GREEN JAM 埼玉県越谷市花田4-9-18
公式ホームページはコチラ