Vol.30 室内の植物もちゃんと季節を感じている

GreenJam店主プランツドクター中山の気ままにコラム

 私のお店では結構レアなアフリカなどに自生している塊根植物などを扱っております。 塊根植物とは乾燥地帯などに生えていて、根や茎などに水を貯める器官を持っている植物などの総称なのですが、雨季・乾季で成長・休眠を繰り返す性質があります。 雨季・乾季というのは日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、 これを日本に当てはめると夏型・冬型という塊根植物に分かれるのです。 夏型は夏に成長し冬に休眠するタイプの塊根植物。 冬型は逆で夏に休眠し冬にというか秋くらいに目覚めます。 そもそも夏型・冬型と言っても原産地の生育温度が高いところ・低いところという区分けなので 夏、暑すぎても、冬に寒すぎても苦手なので休眠させるという生育サイクルになるのですが・・。

 雨季・乾季というのは日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、 これを日本に当てはめると夏型・冬型という塊根植物に分かれるのです。 夏型は夏に成長し冬に休眠するタイプの塊根植物。 冬型は逆で夏に休眠し冬にというか秋くらいに目覚めます。 そもそも夏型・冬型と言っても原産地の生育温度が高いところ・低いところという区分けなので 夏、暑すぎても、冬に寒すぎても苦手なので休眠させるという生育サイクルになるのですが・・。

 この塊根植物、育てられた方はお分かりだと思いますが、休眠期に水が多量にかかると腐ってしまうので、新芽が動き始めるまで水やりはできません。また休眠中は生きてるのか死んでるのか判断がきづらいので難物と思われている方も多くいらっしゃると思います。 当店でもいくつかの夏型種、冬型種を同時に管理しているんですけども、休眠期があべこべなので 水がかからないように管理するのがちょっと面倒です・・。 そして不思議なことにこれら冬型塊根植物が目覚めるのはだいたい立秋を超えたあたりからなんですね! 「暦の上では秋」といってもがまだまだ暑いのに…、植物はきちんと秋を感じて目覚める準備をしているのです! 年によって多少の前後はもちろんありますが、暦を気にしながら植物を愛でていくのもまた粋なものだと思います!自然を身近に感じられますよ!

 そして不思議なことにこれら冬型塊根植物が目覚めるのはだいたい立秋を超えたあたりからなんですね! 「暦の上では秋」といってもがまだまだ暑いのに…、植物はきちんと秋を感じて目覚める準備をしているのです! 年によって多少の前後はもちろんありますが、暦を気にしながら植物を愛でていくのもまた粋なものだと思います!自然を身近に感じられますよ!

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