Vol.19 鉢と用土は重要か?【2本立て】

GreenJam店主プランツドクター中山の気ままにコラム

■鉢の種類について

こんにちは。
今回は「鉢」と植物を植える「土」のお話をさせていただこうと思います。
というか、プランタープロショップなのに今まで鉢にスポットを当てた話が少な過ぎでしたかね・・・。

植物を植えるときに地植えでなければ、まずは鉢を選び、そして植え込むための土を選ばれると思います。
鉢はご自分の趣味で部屋やお庭のシーンに合わせてじっくり選ぶけど、土はその辺の百均やスーパーで売っている土でいいや!というパターンの方、案外多くいらっしゃるのではないでしょうか。

これに関しては高い鉢や土を選ばなければダメ、なんて事も無いですからそのパターンで問題無いんですけどネ。厳密に言えば、植物の種類によって鉢の素材や土の配合など選んであげるとなお良いと言えますね!

この鉢の素材や土の配合を把握していないと何か問題があるのか?について少しご説明を。
基本的に強健な種類の植物であればどんなものでもよく育つのですが、例えば鉢が乾きにくい素材のものだったり、用土が水はけの悪い配合であったりすると鉢土が中々乾かなくて根腐れしてしまう原因になります。また逆の場合は、水はけが良すぎて水が足りなくなったりなんて事が起こったりします。

まず、鉢選びのポイントですが、植え付ける植物が水が好きなのか、そうで無いのかを知っていただくといいと思います。

レチューザプランター
例えばシダ植物やフィカスなどのような水が好きな植物などの場合、底面給水システム搭載のレチューザなんかは最適ですよね!
逆に水をあまり必要としない植物。多肉植物やサボテン、コーデックス系のもの。
こちらは水はけのよいテラコッタ鉢などに植え付けてあげるといいと思います。


また戸外に置く庭木などは雨ざらしになっても鉢自体がダメージが少なく、重くて風などでも倒れにくいテラコッタ系はやはりオススメですね!

もちろん、鉢は好きなモノを選んでいただくのが一番だと思いますが、素材で水あげの頻度や置いた場所での耐久性なども変わってきますので、その辺もポイントにしていただけるといいと思います!
次は用土選びのコツについてです!

■用土の配合について

鉢の次は用土です。
鉢はある程度自由に選んでいただいて構いませんが、用土は用途に合わせて変えていただくことが出来れば園芸初心者を脱却と言えるでしょう!
土は常に目に触れるものでもありません。だから、鉢は好みで自由に選ぶとしても、土くらいは植物に合わせてあげてもいいんじゃないでしょうか?
以前のコラムでも述べたように別に100円均一などの土でも問題ないんです。
ただ、その土の特性を理解してきちんとお水遣りが出来ていれば。
水はけ、という言葉が何度も出てきておりますが、要は水を土の表面から与えた時に停滞せずにスーッと鉢底から流れる、という状況が水はけの良い土とになります。
水はけが良い土であると鉢土全体にすぐに水が行き渡り、土内の空気も新鮮なものになり、結果的に根の成長を助けることになります。
しかしながら、水はけが良いということは乾くのも早くなる、ということになりますので
水やりが面倒、という方はある程度水持ちの良い配合の用土を選ぶといいでしょう。用土選びのコツ

ご参考までに、水はけのよい用土ですと赤玉土や鹿沼土、軽石などがメインで配合されています。土も重く、硬いものがほとんどです。
逆に水持ちの良い用土ですとピートモスやヤシ殻など軽くフカフカの用土である事が多いです。
どちらを選んでも植物が枯れる、ということは無いので御自分の管理方法に合わせて選択してあげると良いですよ!

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